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2006-10-20

Operation: Mindcrime/Queensryche

Queensrycheの4thアルバム。
いわゆるコンセプトアルバムです。

コンセプトアルバムの定義は難しいですがポイントは
曲間だと思います。
普通は1曲終わると少しインターバルがあり、次の曲
が始まります。
しかしコンセプトアルバムは、何らかの音が続いてい
たり、短い曲があったりしてつながっているiPod泣か
せ(最新の5.2Gやnano2Gでは解消されていますが)ヤ
ツです。
歴史的に言えばビートルズが始めて、Queenやプログレ
のバンドに引き継がれます。
曲がつながっているということは自然とテーマが共通
し、歌詞の面でも統一感が生まれてきます。

とはいっても絶対につながっているというケースも珍
しく、このアルバムはそう言う意味では完全なコンセ
プトアルバムです。
アルバム全体が一つの物語になっています。

物語の詳細は省きますが、このアルバムの凄いところ
はその物語性と同等に1曲1曲の完成度が高く、それ
ぞれがHR/HMの曲として十分名曲であると言えるとこ
ろでしょう。

【全曲解説というか感想】
1. I Remember Now
 基本的には台詞。物語の序章というか最終章でここ
 から回想が始まります。
2. Anarchy-X
 曲としてはここからと言うべきで、オープニングテ
 ーマです。歌詞はありません。
3. Revolution Calling
 ここから本格スタート。キャッチーでありながら決
 してポップではありません。
4. Operation: Mindcrime
 ベースが効いたヘヴィな曲。
5. Speak
 アップテンポの良く出来た曲。
6. Spreading the Disease
 これもアップテンポ。
7. Mission
 ミドルテンポの心にずしりとくる曲。
8. Suite Sister Mary
 長編の曲。物語はここでクライマックスを迎えます。
 クリス・デ・ガルモ(G)のヴォーカルも聞けます。
9. Needle Lies
 こちらもアップテンポの名曲。
10. Electric Requiem
 つなぎの曲です。
11. Breaking the Silence
 個人的にはアルバム最高の完成度を誇る曲だと思い
 ます。
12. I Don't Believe in Love
 物悲しいメロディが心を揺さぶる名曲。
13. Waiting for 22
 つなぎですが、美しい曲です。
14. My Empty Room
 物語も最終に近づき主人公の孤独がよく表現されて
 います。
15. Eyes of a Stranger
 最後はバラードで感動的。曲自体の出来が抜群。

iTunes Storeで購入。

Queensr!)che - Operation: Mindcrime


明日は特別編です。

2006-10-14

A Bit of What You Fancy/Quireboys

80年代初頭のNWOBHM以降、イギリスではイキのいい新人
バンドがなかなか出てきませんでした。
Rockの母国は言うまでもなくアメリカですが、イギリス
はもう一つのRock大国として君臨してきました。
特に60年代、70年代はイギリス全盛期である意味でアメ
リカを凌駕していたところもあります。

そんな状況で登場したQuireboysは久しぶりの大型新人
ということで注目されました。
結局は大ブレイクしなかったのは残念ですが・・・

サウンドはロックンロールなのですが、アメリカンロッ
クンロールとは一線を画したブリティッシュロックンロ
ールです。
湿ったヴォーカルと明るい曲でもどこか哀愁というか
陰を感じる音です。

【全曲解説というか感想】
1. 7 O'Clock
 ピアノから始まるロックンロール。70年代のFaces
 なんかの雰囲気を感じさせます。
2. Man On The Loose
 アップテンポのロックンロール。ノリが最高にいい。
3. Whippin' Boy
 スローテンポの聞かせる曲。ちょっと暗め。
4. Sex Party
 まさに王道ロックンロール。雰囲気は2に近い。
5. Sweet Mary Ann
 歌い上げるスローテンポの曲。
 バラードというよりスローロックンロールという感じ。
6. I Don't Love You Anymore
 こちらは感動的なバラード。歌を聴かせます。
7. Hey You
 1に雰囲気の近いミドルテンポロックンロール。
8. Misled
 雰囲気は5と近いブルージーなロックンロール。
 ピアノが生きた名曲。
9. Long Time Comin'
 ベイ・シティ・ローラーズ的な雰囲気で始まるロックン
 ロール。ノリがいい。
10. Roses And Rings
 優しい雰囲気のバラード曲。途中からは軽快さが加わる
 名曲。
11. There She Goes Again
 普通のミドルテンポロックンロール。
12. Take Me Home
 感動的な展開のロックンロール。

どの曲もそこそこいい曲ですが、こういうタイプだとしかた
無いのですが、どうしても似た感じの曲になるのが残念です。

iTunes Storeにはないだろうと思ったらベスト盤がありました。
さすが東芝EMI。

The Quireboys - Masters of Rock: The Quireboys


アマゾンでは1stと2ndのセットがお得でいいですね。
ボーナストラックが多いし。ちょっと欲しいかも。

明日は封印していた?Aにします。

2006-10-12

Difficult to Cure/Rainbow

Rainbow通算5枚目のアルバム。
このアルバムからヴォーカルはジョー・リン・ターナー
となりいわゆる後期に入ります。
もちろんジョーのセンスやヴォーカルスタイルが与えた
影響も大きいのでしょうが、何と言ってもプロデューサー
として参加し、ベースの座に収まったDeep Purple時代か
らの盟友ロジャー・グローバーの力がこのアルバムでは
大きな役割を果たしていると言えるでしょう。

音作りはもちろんロジャーは作曲能力にも長けているため、
曲のクオリティーも高く(これは曲を提供したラス・バラ
ードによる面もありますが)いい意味でリッチーがギタリ
ストに専念できているのではないでしょうか。

それゆえ、Rainbow時代で最もリッチーが弾きまくっている
との評価もあります。
三頭政治の時代やコージーがいた頃は、なんとなく鬼気迫る
感もあるのですが、ここではそれは感じられないものの、
誰に気兼ねすることなく演奏するリッチーがいるのです。

【全曲解説というか感想】
1. I Surrender
 ポップな名曲。
 いわゆる売れ線的な曲であることに違いはないのですが
 哀愁を帯びたそのサウンドは感動的であります。
 よく聞くとリッチーもかなり弾いています。
2. Spotlight Kid
 ジョー時代のライブオープニング曲。
 1と並んでこのアルバムの代表曲。
 1よりもリッチーのギターはストレートです。
3. No Release
 やりたい方向はわかるのですが、ちょっと足りない。
 この方向性が開花するのは次の次のアルバムBent Out
Of Shape
でしょう。
4. Magic
 いい曲だという話は余り聞いたことがないのですが
 個人的には1と並ぶ名曲だと思います。
 こちらもラス・バラードなのでうなづけますが、
 もっと評価が高くてもいいと思うのですが・・・
 ポップな中でもリッチーのギターがポイント
 押さえて泣かせてくれます。
5. Vielleicht das Nachste Mal (Maybe Next Time)
 短めのインストナンバーですが、リッチーの中で
 いやHR/HM史上最も美しくそして感情のこもった
 感動的なギターインスト曲だと思います。
6. Can't Happen Here
 アップテンポな佳曲。
 後期を象徴する曲です。
7. Freedom Fighter
 こちらもまあまあの曲。
8. Midtown Tunnel Vision
 正直つまらない。中途半端。
9. Difficult to Cure [Beethoven's Ninth]
 ベートーベンの交響曲第九番(第九)を題材と
 したインストナンバー。リッチーの遊び心が
 満載です。

iTunes Storeで購入

Rainbow - Difficult to Cure



明日は・・・Nにします。

2006-10-02

Skid Row/Skid Row

Bon Joviの弟バンド?第2弾としてデビューした
Skid Rowの1stアルバム。

1stはBon Joviの色合いというかレコード会社の
意向が強く、比較的ポップで聞きやすく、2ndは
自分たちのやりたいことが前面にでた荒々しさが
際立ったアルバムです。
個人的嗜好で評価は分かれると思いますが、私は
こっちの方が好きです。最近改めて聞くと2ndも
結構いいんですけど・・・
時代はHR/HM全盛期。こんなバンドでも売れるのか
というような風潮もありましたが、この時期各
バンドとも傑作を発表していたのも事実です。

そんな中でもSkid Rowは鳴り物入りでデビューし
デビューアルバムで見事その期待に応えました。
インパクトという意味ではGuns'n'Rosesのデビュー
の方が上でしょうが、それに勝るとも劣らない
名作であることは間違いありません。

【全曲解説というか感想】
1. Big Guns
 1曲目にしては地味かなという印象。
 普通のバンドの普通のアルバムなら
 そんなこと無いと思うのですが、
 このアルバムの他の曲と比べるとね。
2. Sweet Little Sister
 HM独特の疾走感とは違ったスピード
 ロックンロール。
 歌うの大変そうだな・・・
 色々言ってますが、お気に入りです。
3. Can't Stand the Heartache
 まあ普通程度の出来です。
4. Piece of Me
 最初のベースが聞いた洒落た感じの曲。
5. 18 and Life
 スローテンポから入る悲しい曲。
 バラードとはちょっと違いますが
 胸を締め付けられるキュンとくる
 サビです。
6. Rattlesnake Shake
 同時期にモトリーも同名異曲があり、
 モトリーの方は覚えているのですが
 こっちはあまり記憶にないです。
7. Youth Gone Wild
 アルバム代表曲でありSkid Rowの
 テーマソングでもあります。
 いまだに"Skid Row"と叫んでしまいそうな
 自分が怖い。
8. Here I Am
 可もなく不可もなく。
9. Makin' a Mess
 雰囲気的には2と似ているのですが、一歩
 及ばずという感じ。
10. I Remember You
 明るめのバラード曲。
 サビがかっこいい。
11. Midnight/Tornado
 アルバム最後を飾るにふさわしいパワフルな
 曲。

残念ながらiTunes Storeでの販売はありません。

明日はHかMか気分次第で。

2006-10-01

Thundersteel/Riot

80年代初頭にWarriorやNaritaで叙情的なサウンドで
日本でも人気の高かったRiot。
しかし、その後活動休止状態になっていたのですが、88
年に突如このアルバムで復活しました。
しかもそれまでの叙情的なギターサウンドに加え、天下
無比の疾走感を身につけての復活でした。
メンバーは大幅に入れ替わっているので、ある意味
新しいバンドのデビューアルバム的でもあります。

それほどこの時代にマッチした傑作アルバムです。

【全曲解説というか感想】
1. Thundersteel
 抜群の出来の名曲。失踪するサウンド、ハイトーンな
 ヴォーカル、そしてどこか哀愁漂うギター。
 どれをとっても完璧なHMです。
2. Fight or Fall
 疾走感という意味では1に劣るものの強力なナンバー。
 どこか哀愁が漂います。
3. Sign of the Crimson Storm
 ヘヴィなナンバー。
 ただしただ重いだけじゃない。
4. Flight of the Warrior
 スピード感の中にも哀愁が漂う名曲。
 適度な疾走感とヴォーカルがいい味を出しています。
5. On Wings of Eagles
 同系統の曲が続くので普通ならば飽きがちなのですが
 なぜか心地いいんです。
 特にこの曲はサビがいいですね。
6. Johnny's Back
 B面1曲目になります。
 ほんの少し雰囲気が違います。
 哀愁的な面が強い曲。
 歌いだしのヴォーカルが絶品。
7. Bloodstreets
 バラード曲というかアコースティックのスローテンポから
 入る曲です。その後盛り上がっていくので厳密なバラード
 とはちょっと違う気もしますが、とにかくなぜか泣ける曲
 です。
 心の琴線に触れる曲です。
8. Run for Your Life
 キャッチーなリフで展開される曲。
 メロディラインが今一歩。
9. Buried Alive (Tell Tale Heart)
 最後はちょっぴり雰囲気が違うミドルテンポの曲。
 でもしっかりHMです。

残念ながらiTunes Storeでは購入できません。
だってSony系だもの。


明日はSを軸にMかHで。

2006-09-26

A Night at the Opera/Queen

土曜日から2泊3日で旅行に行ってきたのですが、
昨日は疲れていて結局更新出来ませんでした。

今日はがんばって更新します。
さて、何にしようか旅行中は結局あまり考えられず
一つ候補は思いついたものの全曲感想が難しそう
なのでそちらは改めてアルバムを聞き直した上で
書こうと思います。

ということで本日は少し逃げが入っていますが
全曲が完璧にわかるこの超メジャーバンドで
いきます。

邦題は「オペラ座の夜」。
自作はA Day At The Racesということで
ジャケットデザインといいこの時期のQueenは
まさに様式美の塊といっても過言ではありません。

QueenはHR/HMじゃないだろうとの批判が
あるかも知れませんが、この様式美こそファンが
求めるHR/HMではないでしょうか。
曲調は一部の曲を除いてHR色は薄いですが、
ハーモニーの美しさ、ドラマティックな曲展開
など、どれをとっても一級品です。

HR/HMファン的には?の方が好みかも知れませんが
(個人的にも何か1枚と言われれば?ですが)
世間的なQueenの最高傑作です。

【全曲解説というか感想】
このアルバムはトータルで考えた方がいい、いわゆる
コンセプトアルバムですが、あえて各曲ごとに。
ちなみにコンセプトアルバムの定義は難しいのですが
一つのテーマに沿って展開するのが特徴です。
また一方テーマに沿っていなくても曲間にこだわった
ものもコンセプトアルバム的な扱いを受けることが
多いです。
前者は例えばQueensrycheのOperation:Mindcrime
とかが代表だと思います。
よくコンセプトアルバムの元祖と言われるThe Beatles
のSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandなどは
一部でテーマはつながっているものの、むしろ後者的に
曲間をつないだりすることで成り立っています。
そしてこのアルバムも後者の非常に典型だと思います。
1. Death on Two Legs (Dedicated to...)
 アルバム中最もHR色濃い、Queen史上随一のアップテンポ
 ナンバー。ギターの音が多いわけではなく、むしろコーラス
 中心なのですが、この激しさは何なのでしょうか。
 ちなみにライブアルバムで聞いた方がそのかっこよさは
 更に引き立ちます。
2. Lazing on a Sunday Afternoon
 一転してシャンソン風?なのかなポップな曲です。
 非常に短くブリッジ的な役割を果たしています。
3. I'm in Love With My Car
 ロジャー・テイラー(ds)の曲で自身がリードヴォーカル
 を務めています。
 この曲ではしゃがれた味のある声なのですが、コーラスでは
 ロジャーは基本的にハイトーン部分担当です。
 ロジャーの代表作の一つです。
4. You're My Best Friend
 ジョン・デーコン作曲の名曲。
 ポップな曲調ですが、メロディーがすばらしいです。
5. '39
 ブライアン・メイ(g)の曲でこちらも自身がリード
 ヴォーカル。ただしライブではフレディがリードです。
 アコースティックギターの優しいそしてスケールの
 大きい曲です。
 フレディ追悼コンサートではジョージ・マイケルが
 ヴォーカルを担当。
6. Sweet Lady
 ギターサウンド全開のHR曲ですが、激しさは
 あまり感じません。
7. Seaside Rendezvous
 再び短い曲です。楽しい曲です。
 むしろ曲間として上手に使っています。
8. Prophet's Song
 ギターサウンドが激しいHR曲。
 途中のアカペラはゾクゾクさせます。
9. Love of My Life
 余りにも美しすぎるバラード。
 ただこの曲を作るときフレディが誰を想像したかを
 考えるとちょっと怖い気もします。
10. Good Company
 カントリー風のブライアンの曲。
 Beatlesぽいかな。
11. Bohemian Rhapsody
 有無を言わせないQueenの代表的名曲。
 今さら何を言うこともないでしょう。
12. God Save The Queen
 最後はギターでイギリス国歌。
 完璧な様式美です。

iTunes Storeで購入


Queen - A Night At the Opera







明日は考えていたCで

2006-09-23

Bent Out of Shape/Rainbow

Rainbowというバンドをどう捉えるかで評価が
大きく変わるアルバム。
普通バンドは一定のものではなく、時が経つ
につれ変化していくものです。
通常バンドの初期からのファンの場合、彼ら
がなぜファンになったかと言えば、当然その
バンドの初期のスタイルが好きだからでしょう。
でもバンドは変化していきます。
初期のファンは「昔は良かったのに・・・」と
嘆くわけです。

Rainbowはその名が示す通り7色の虹のようなバ
ンドです。
初期と後期では全く違います。
初期に思い入れの強いファンからすれば許せな
いアルバムなのでしょう。

個人的には、Rainbowについては後追いの人なの
で、初期も後期もそして中期も好きです。
このアルバムはロックアルバムとして非常によく
出来た完成度の高いアルバムです。
そして間違いなくRainbowの代表作であり、少な
くとも後期Rainbowの最高傑作です。
また、ジョー・リン・ターナーの最高傑作でも
あります。

【全曲解説というか感想】
1. Stranded
 1曲目は非常におしゃれな曲。
 HR/HM色は濃くないのですが、決して軟弱では
 ありません。
 都会的センスというか大人を感じさせる曲です。
2. Can't Let You Go
 オープニングのキーボードが印象的なバラード曲。
 バラードとは言うものの泣きの曲ではなく、胸を
 締め付けられるような切ない曲です。
3. Fool for the Night
 アップテンポの曲。アルバムの中ではちょっと
 異質な曲です。
4. Fire Dance
 アルバムの中では最も速くそして激しい曲。
 でも、いい意味でどこか冷めた印象があります。
 Fireなので燃えるような感じなのですがその炎に
 触れてみるとなぜか冷たいそんな感じです。
5. Anybody There
 リッチーの泣きのギターが堪能できるインスト
 バラード。
 短い曲なのですが涙があふれます。
6. Desperate Heart
 個人的にはアルバムを代表する曲だと思っています。
 とにかくセンスの良さが光ります。
 ギターは控えめですが印象的。
7. Street of Dreams
 世間的にはこのアルバムハイライト。
 私も大好きです。
 いわゆるデジャ・ヴがテーマです。
 ジョーはわりとこのテーマ好きですね
 非の打ちどころのない完璧な楽曲です。
8. Drinking With the Devil
 アップテンポの曲。
 ちょっと手抜きかも。
9. Snowman
 有名なイギリス?のアニメのテーマ曲。
 静かな雪の雰囲気が良く伝わります。
 Deep Purple再結成後リッチー御大はなぜかこの曲が
 一番好きだとおっしゃっていた記憶があります。
10. Make Your Move
 8と同じ。でもこっちの方ができはいいかも。

iTunes Storeで購入
 
Rainbow - Bent Out of Shape




月曜日まで旅行にいきます。ですので、ちょっとお休み
しますが、月曜日は・・・旅行中に考えます。

2006-09-16

2112/Rush

カナダのプログレ・ハードの雄Rushの名作。
A面は1曲だけで、ストーリー仕立てになって
います。
もちろんこのA面は名作と誉れ高いのですが、
小作品集的なB面も非常に完成度が高いです。

【全曲解説というか感想】
1. 2112 Overture/The Temples of Syrinx
 ストーリー的には核戦争後の話です。
 世界は宗教が支配してます。
 そんな中ある青年が過去の遺物ギターを
 発見しという話です。
 もちろんそういったストーリーもいいのですが
 曲自体もスリリングな展開です。
 Rushはトリオ編成のバンドなのですが、
 それを感じさせない演奏です。
2. Passage to Bangkok
 B面1曲目は瀟酒な感じのメロディーこの曲。
 何気ないメロディなのですが印象的です。
3. Twilight Zone
 不思議な世界を見事に表した曲。
4. Lessons
 アコースティックで始まる洒落た感じの曲。
5. Tears
 非常に美しいバラード。
 思わず涙があふれます。
6. Something for Nothing
 アルバム最後に曲はHR色の濃い曲。
 ただし決して激しくはありません。

iTunes Storeでは買えません。



明日はMにします。

2006-09-15

Rising/Rainbow

また、70年代です。
Rainbowの2ndアルバムにして最高傑作と言われる
アルバム、いやHR/HM史上最高傑作とまで言われる
アルバムです。

Deep Purpleを脱退したリッチー・ブラックモアは
ELFのメンバーとともにアルバムを制作します。
それが1stアルバムになるのですが、そのメンバーは
結局ヴォーカルのロニー・ジェームス・ディオを
除いて全員クビになります。

この2ndアルバムではHR/HM史上最強のヴォーカリスト
ロニーと最強のドラマー、コージー・パウエルが
参加し、世に言う三頭政治が始まります。

世間的な評価はすでに述べた通り非常に高いです。
特に1,5,6についてはまさに様式美HR/HMに
なっています。
ただし、それ以外の曲は意外とポップなものも
あったりして面白いです。

個人的にはすごいけどRainbowで一番かと
言われると悩むところです。

まあ、Rainbowは時代によって全然違いますからね。

【全曲解説というか感想】
1. Tarot Woman
 まさに様式美。
 リッチーのギター、ロニーのヴォーカル、コージーの
 ドラムとどれをとってもすごいのですが、この曲のポイント
 はキーボードではないでしょうか。
 いい仕事しています。
2. Run With the Wolf
 ちょっと曲的にはつまらないかも。
3. Starstruck
 個人的には大好き。
 こういうリズム好きです。
 様式美とはちょっと違います。
4. Do You Close Your Eyes
 かなりポップな曲。
 この時代のRainbowは様式美のイメージがありますが
 意外とポップな曲も多いです。
5. Stargazer
 ここからはB面なのですが、2曲しかないです。
 しかもつながっていませんが、組曲風です。
 とにかくコージーのドラムがすごい。
 ただしLiveではほとんどやりません。
 それはアルバムの完成度があまりにも高いため
 と言われています。
 We built a tower of stone With out flesh and bone
Just to see him fly Don't know why
 って歌詞はすごすぎです。
6. Light in the Black
 個人的には5よりもこっちの方が好きです。
 ドラムがスピード感があっていいです。

iTunes Storeで購入

Rainbow - Rainbow Rising




明日はRかRかMで。
iPod今日発送されたようです。

2006-09-13

Fly to the Rainbow/Scorpions

ジャーマンHR/HMの至宝Scorpionsの2ndアルバム。
’74年の作品なので80年代ではないのですが、ご勘弁。
なんといってもこのアルバムはこの季節にぴったりです。
ウリッヒ・ロートの泣きのギターといい、
メロディーといい哀愁たっぷりです。

Scorpionsと言えばマイケル・シェンカーの兄としても
有名なルドルフ・シェンカーがリーダーのバンドです。
マイケルも所属していたのですが、UFOに加入する
直前の時期がちょうどこのアルバムの頃になります。
そこで一部マイケルも関わっていますが、なんと言っても
今後70年代のScorpionsの中心的な役割を果たすウリの
活躍が聞きどころです。

【全曲解説というか感想】
1. Speedy's Coming
 アルバムトップはキャッチーなロックンロール。
 昔はあまり好きではなかったのですが、今は結香@気に入っています。
2. They Need a Million
 ここから暗く?なっていきます。
 まあ可もなく不可もなくといったところでしょうか。
3. Drifting Sun
 ウリは泣きのギターも得意ですがこういう
 ロックンロール系の曲もあります。
4. Fly People Fly
 ギター泣きまくりの名曲。すごすぎです。
5. This Is My Song
 ギターは泣きという感じではないのですが、心うたれる
 メロディーと優しいギターが素敵です。
6. Far Away
 美しいメロディーのバラード。
7. Fly to the Rainbow
 アコースティックから入る大作。
 決して激しくはないのですが感情が伝わる涙あふれる曲です。

今日iTunesが新しくなりましたね。
iTMSもiTunes Storeになりました。
残念ながらこのアルバムは買えませんが・・・
iPod買い替えます。多分・・・



明日はWでいきます。

2006-09-01

Girls, Girls, Girls/Motley Crue

Motley Crue(本当oとuの上に・・が付きますが)の4枚目アルバム。

Motley Crueと言えば先日も書いたLAメタルの代表バンドです。
1、2枚目のアルバムはLAメタルの王道的なサウンドで、
3枚目からはロックンロールサウンドになっています。
イメージ的にも3枚目まではLAチックな派手なイメージなのですが
このアルバムはまさに”男のロックンロール”的な黒いイメージです。
3枚目のアルバムの後、ヴィンスは交通事故で逮捕(Hanoi Rocksの
ラズルの死の事故です)、またニッキーはドラッグ問題を抱えるなど
バンドは問題山積。
果てはニッキー・シックスは2人いた疑惑まで飛び出し散々な状態で
あったと思います。
一方ではアメリカでは売れていなかったBon Joviが大ブレイクし、
]R/HMムーブメントが頂点に向かう真っ最中。
そんな中で発表されたこのアルバムはMotley Crueの存在感を示した
傑作アルバムだと思います。
Motley Crue 自身も次のDr.Feelgoodで最盛期を迎えることになるのです。

バンドの中心メンバーやメインソングライターがベースだというのはそうそう
あることはないと思うのですが、NWOBHMの代表格Iron Maidenでは
スティーブ・ハリスが、そしてLAメタルの代表格Motly Crueでは
ニッキー・シックスがその役割を担っていたというのは偶然ですが
面白い事実ではないでしょうか。

【各曲解説というか感想】
1. Wild Side
 とにかくリフがかっこよすぎます。
 このリフがこのアルバムの男臭さの決め手です。
 モトリーはギターのミック・マーズが一番地味で人気がないという
 HR/HMバンドにあるまじき状態の変なバンドなのですが、
 ミックのリフは過小評価だと思います。
 多分ルックスのせいだと思うのですが、とにかくミックのリフは
 すごいです。
2. Girls, Girls, Girls
 こんなタイトルの曲(というかアルバムタイトルですが)モトリーにしか
 できません。でもモトリーだとはまっちゃいます。ここでもミックが
 さりげなく大活躍です。
3. Dancing on Glass  
 確かドラッグのことをテーマにしている曲だった気がします。
 ダークなイメージのロックンロールですが、最後のピアノが
 印象的です。
4. Bad Boy Boogie
 本当にブギーです。日本人というか日本のHR/HMファンて
 こういうブギーとかロックンロールってちょっと苦手ですよね。
5. Nona
 ニッキーが亡くなったおばあちゃんに捧げた短い曲。
6. Five Years Dead
 ここから昔で言うB面ですが、ロックンロール全開です。
7. All in the Name of...
 何と言う歌詞でしょうか・・・
 今の日本でこんなの歌うと逮捕されそうです。
 ”For sex and sex I'd sell my soul”なんてモトリー以外では
 考えられません。
8. Sumthin' for Nuthin'
 引き続きロックンロール。
9. You're All I Need
 モトリーのバラードとしてはHome Sweet Homeが有名ですが、個人的
 にはこっちの方が好きです。
 最初は単純なラブソングだと思っていたのですが、良く歌詞を読ん
 でみると一筋縄ではいかない内容です。
 簡単に言えば好きな女の子を独り占めしたくて殺してしまったと
 いう内容です。 PVはアメリカでは放送禁止になったと記憶しています。
 今で言えばストーカー殺人ということでしょうか。
 ”I got so much to learn about love in this world.
 But Finally we made a news”のあたりはなんて切ないのでしょうか。
 次の曲はライブなので実質アルバムラスト曲ということになると 思いますが、
 それまでのロックンロールアルバムを締めくくるには 違和感があるものの、
 ぴったりする気がしてなりません。
10. Jailhouse Rock [Live]
 取り合えずライブです。

iTMSで購入

M!)tley Cr!)e - Girls, Girls, Girls






明日はQで始まるバンドです。