Black Sabbathを脱退したオジーは自分の理想を求めて
このアルバムを作ったのだと思います。
伊藤政則氏の解説にも「これがハードロックなんだ」と
書かれています。
折りしも時代は NWOBHM、この年のアルバムは
名作が多いのですが、その中でも秀逸な作品です。
ファンが次はこうなってほしいと思った通りになる
いい意味で先の展開が読める、アルバムです。
もちろんこのアルバムの聞き所は何と言っても
ランディー・ローズのギターとドン・エイリーの
キーボードです。
特にランディに関しては涙なしには聞けない
ファンも多いはず。
ギターそのものもそうなのですが、ランディー
そのものが哀愁なのです。
知っている人も多いとは思いますが簡単に
紹介します。
以下伊藤政則氏のヘヴィ・メタルの逆襲から
話を簡単に引用しています。
サバスを脱退したオジーはバンドメンバーの
オーディションをはじめます。
オジーと言えば悪魔の権化のようなイメージでした。
そんなオジーのところにギターオーディションに現れた
ランディは天使のような人物でした。
ランディーは見事ギタリストの座を手に入れ、
オジー・オズボーンバンドもまた成功への階段を歩みます。
そんな最中ランディーは帰らぬ人になってしまいました。
飛行機事故でした。若すぎる死でした。
ランディは短い活動期間の中に多くの功績を残した
と言えます。
オジー・オズボーンに残したのはこのアルバムと
次のDiary of a Mad Man、そして死後発表された
ライブアルバムTributeだけですが、いずれも
名作です。
ランディのギタースタイルは80年代のギタースタイルに
多大な影響を与えました。
個人的にはリフ・メーカーとしてのランディを評価します。
またランディーがかつて在籍したQuiet Riotが死後
再結成し、全米No.1になります。
Quiet Riotの大成功はLAメタルのブレイクへとつながります。
【全曲解説というか感想】
1. I Don't Know
2と合わせて代表曲。ランディーのギターを堪能できる
曲です。
2. Crazy Train
何はともあれこの曲でしょう。冒頭のずしりとつきささる
リフから明るいメロディーへの展開は最高です。
3. Goodbye To Romance
美しすぎるバラード。この曲の主役はドンだと思いますが、
これほど完璧なバラードはないと思っています。
4. Dee
ランディーのアコースティック小曲。
ライブアルバムではこの曲の録音風景をボーナス
トラックで聞くことができます。
5. Suicide Solution
この曲を聴いて自殺したと訴訟が起きた曲。
オジーらしさ全開です。
6. Mr. Crowley
不朽の大傑作。
「あなたが名曲と思うHR/HMは?」という投票を行えば
必ず上位に入ると思います。
ちなみにこの曲は20世紀最大の魔術師アレスター・
クローリーとの決別がテーマです。
70年代HRはドラッグと相俟って悪魔主義が流行して
いたんですね。
曲はまず、荘厳なドンのキーボードソロから入ります。
そして悪魔主義のトップに君臨したオジーがクローリーとの
決別を歌い上げます。
最後はランディーの情感あふれるギターで締めくくられます。
7. No Bone Movies
特にこれといったコメントはありません。
個人的にはあまり好きではないです。
8. Revelation (Mother Earth)
次の9と組曲になっています。
心に染みる曲です。
9. Steal Away (The Night)
アルバム最後はの8との組曲。
残念ながらオジーのアルバムはiTMSでは買えません。
ソニーさんお願いします。
一応トリビュートアルバムはあるのでそちらを紹介しておきます。
Bat Head Soup - A Tribute to Ozzy
The World's Greatest Tribute to Ozzy Osbourne
明日はどっちにしてもGにします。
ついでに伊藤政則氏の本も。高いなあ・・・
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