2006-10-10

Bon Jovi/Bon Jovi

ということで今日はBon Joviの記念すべきデビュー
アルバムを取り上げます。
LAメタルブームが盛り上がる中、レコード会社に
よる新人バンドの争奪戦が始まります。
その中でデビューしたバンドのひとつがBon Jovi
です。
当時の感覚でいうと、少し線が細い感じでしょうか。
LAを中心としたバンドではなく、東海岸のニュー
ジャージー出身ということもあり、そんな印象が
強いのかもしれません。

しかし、なぜか日本では注目を浴びます。
これは日本における伊藤政則氏の影響力の大きさも
関係するのでしょうが、ノーテンキな感じのカリフ
ォルニア的な要素よりもなんとなく哀愁感じるウェ
ットなところが日本人にマッチしたのでしょう。

そしてその数年後Bon Joviは考えられないほどの
ビッグバンドに成長します。

【全曲解説というか感想】
1. Runaway
 記念すべきデビュー曲。
 他の曲とは録音時期が異なり、ジョン以外の
 メンバーはレコーディングに参加していない
 というのが定説です。
 実際、ライブにおけるリッチーのギターソロ
 はこのアルバムでのそれとは異なります。
 いまだにライブでは欠かせない曲で、今年の
 東京公演初日のタイムマシーンの演出は良か
 ったです。でもなぜかその後なかったのが
 残念。
 いずれにしても超有名曲(Bon Joviが売れた
 からですが・・・)
 個人的にもはずせません。
2. Roulette
 決して悪い曲ではないのですが、何かちょっ
 と惜しい曲。
 何が足りないかと言われると難しいのですが
 名曲まで後一歩といった感じです。
3. She Don't Know Me
 レコード会社に無理矢理入れろと言われた曲
 でジョンは嫌いらしい。
 日本での人気が高かったので、初の日本のラ
 イブで演るよう政則氏が説得したとの逸話も
 あります。
 明るいポップな曲です。
4. Shot Through the Heart
 このアルバムではBest3に入ると個人的には
 思います。
 数年後このフレーズはあの大ヒット曲で使い
 まわされますが・・・
 哀愁を帯びた初期Bon Joviサウンドの代表曲。
5. Love Lies
 結構ヘヴィな感じのバラード曲。
 ジョンも最後は裏声でシャウトしています。
 若いな・・・
 個人的には結構好きだったりします。
6. Brakeout
 ライブのオープニング曲。
 割とこれ系のBon Joviはいまいちと思って
 しまいます。
7. Burning for Love
 1と並ぶ代表的名曲。
 個人的にはBon Joviの中でかなり上位に入り
 ます。
8. Come Back
 これも中々いいのですがちょっと地味です。
 ただBon Joviっぽさはピカイチ。
9. Get Ready
 最後は割とロックンロールな曲。

iTunes Storeで購入。

Bon Jovi - Bon Jovi


明日はMの予定です。

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