2006-10-31

Stained Class/Judas Priest

今までなんだかんだ言って避けてきてしまったJudas Priestの
78年の作品。
聞いたことがないとか持ってないとかいうことはないのですが、
何かアルバム全体だと曲を覚えているかとの自信がなかったの
で避けてきました。

ジューダスの場合、長い歴史もあり、その時代により上手く変
化しているので、(時にはそれが先端過ぎたりして失敗したり
しますが・・・)これといった特徴があるようでないようでと
言った感じです。
70年代は基本的には伝統的なブリティッシュHRで80年代は典型
的なHM、90年代は結構激しかったりと色々あり、またその過渡
期には過渡期的な作品があったりと大変ですが、でもやっぱり
HMと言われて思い浮かぶのはジューダスです。
そのファッションやサウンドなど多大な影響を与えていますし、
いわゆるヘビメタキャラってジューダスですよね。

さて、このアルバムは先ほど書いたとおり、78年の作品です。
そういう意味で70年代的な香りがする一方で、80年代のさきが
けとも言える曲もあり、そのバランスが見事に調和した傑作で
す。
【全曲解説というか感想】
1. Exciter
 80年代の到来を予感させるようなスピード感あふれる名曲。
 音自体はちょっと軽めですが、この曲があったからこそ、
 80年代の流れができ、そしてHR/HM大ブームにつながるの
 ではないでしょうか。
 そういう意味でも非常に偉大な曲だと思います。
2. White Heat, Red Hot
 70年代的な曲です。
3. Better by You, Better Than Me
 こちらも70年代の雰囲気満載の曲。
 ミドルテンポでリフが印象的で、それで展開もあるという
 美味しい曲。
 古臭さは否めませんが・・・
4. Stained Class
 アルバムタイトル(公式HPではなぜかタイトルに誤植がある)
 曲で、スピーディーなかつ激しい曲。
 いい曲です。
5. Invader
 雰囲気70年代的な曲です。近未来的なのですが70年代での
 近未来的という雰囲気です。
 昔のSF映画や実写・アニメって近未来を描いてても今思う
 とちょっと古かったりするじゃないですか。
 そんな感じです。
6. Saints in Hell
 70年代のジューダスの典型的な曲。
7. Savage
 リズムの面白い曲。
8. Beyond the Realms of Death
 これまた感動的な名曲。
 バラードです。そしてジューダス史上もっとも激しく最も
 美しく、最も悲しいバラードです。
 昔はこれが聞きたくてCD買いました。
9. Heroes End
 かなりキャッチーなメロディです。
 意外とキャッチーなメロディが多いのもジューダスの特徴
 です。

これはiTunes Storeにはありません。やっぱりSonyか。

明日はKかきついな。もしかしたらLにしちゃうかも知れません。
いよいよiPod Shuffle発売です。今日届くかな・・・

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

非常に味わい深い作品ですね。

特に⑧「Beyond the Realms of Death」が好きです。