2006-10-01

Thundersteel/Riot

80年代初頭にWarriorやNaritaで叙情的なサウンドで
日本でも人気の高かったRiot。
しかし、その後活動休止状態になっていたのですが、88
年に突如このアルバムで復活しました。
しかもそれまでの叙情的なギターサウンドに加え、天下
無比の疾走感を身につけての復活でした。
メンバーは大幅に入れ替わっているので、ある意味
新しいバンドのデビューアルバム的でもあります。

それほどこの時代にマッチした傑作アルバムです。

【全曲解説というか感想】
1. Thundersteel
 抜群の出来の名曲。失踪するサウンド、ハイトーンな
 ヴォーカル、そしてどこか哀愁漂うギター。
 どれをとっても完璧なHMです。
2. Fight or Fall
 疾走感という意味では1に劣るものの強力なナンバー。
 どこか哀愁が漂います。
3. Sign of the Crimson Storm
 ヘヴィなナンバー。
 ただしただ重いだけじゃない。
4. Flight of the Warrior
 スピード感の中にも哀愁が漂う名曲。
 適度な疾走感とヴォーカルがいい味を出しています。
5. On Wings of Eagles
 同系統の曲が続くので普通ならば飽きがちなのですが
 なぜか心地いいんです。
 特にこの曲はサビがいいですね。
6. Johnny's Back
 B面1曲目になります。
 ほんの少し雰囲気が違います。
 哀愁的な面が強い曲。
 歌いだしのヴォーカルが絶品。
7. Bloodstreets
 バラード曲というかアコースティックのスローテンポから
 入る曲です。その後盛り上がっていくので厳密なバラード
 とはちょっと違う気もしますが、とにかくなぜか泣ける曲
 です。
 心の琴線に触れる曲です。
8. Run for Your Life
 キャッチーなリフで展開される曲。
 メロディラインが今一歩。
9. Buried Alive (Tell Tale Heart)
 最後はちょっぴり雰囲気が違うミドルテンポの曲。
 でもしっかりHMです。

残念ながらiTunes Storeでは購入できません。
だってSony系だもの。


明日はSを軸にMかHで。

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